筋トレのアンチエイジング効果とは？

 

この記事を読むための時間：3分

 

近年、美容目的の「アンチエイジング」がブームになっています。そんな中、筋トレがアンチエイジングに効果的だと話題になっているのをご存知ですか？

「若い見た目」と「筋トレ」にはあまり関係がないように思えますが、筋トレはアンチエイジングに最適とも言える方法なんです。この記事では、筋トレにアンチエイジング効果とアンチエイジングに効果的な筋トレメニューを紹介します。

 

筋トレのアンチエイジング効果

筋トレには、アンチエイジングに関係する様々な働きがあります。まずは筋トレのアンチエイジング効果を見てみましょう。

 

筋トレは若々しい見た目に効果的！

筋トレは体脂肪を燃焼して筋肉をつけ、引き締まった体へ導きます。

人の体は年齢を重ねるにつれ筋肉量が低下し、お尻や胸は下がり、お腹はぽっこりして締まりのないボディラインになる傾向があります。つまり、筋トレによって体を引き締めると、若々しい見た目になるのです。

筋肉がつくと足腰などがしっかりするので、見た目だけでなく体の機能という点でもアンチエイジング効果があります。

 

血行促進で美肌へ

血流が悪くなると肌の細胞に栄養が行き届かず、くすみや感想、シワなどの肌トラブルの原因になります。また、血行不良による体の冷えも、血管を硬くして老化に繋がると言われているので、血行不良は若さの大敵なのです。

筋トレで、体を動かすこと自体も効果的ですが、下半身の筋量が増えることで血流が良くなり冷え性や肩こりの改善が期待できます。そして、血行不良による肌トラブルが改善・予防され、美肌を守れるでしょう。

 

「美容に良いホルモン」分泌の働きも

筋トレによって筋肉を活性化することで、「成長ホルモン」が分泌されます。成長ホルモンは身長を伸ばすホルモンとして知られていますが、それだけではなく血行促進や肌のターンオーバーを促進するなど、美容に良いホルモンでもあるんです。

成長ホルモンは年齢とともに分泌量が減少し、疲労回復に時間がかかるようになったり、肌の衰えが進んだりすると言われています。

 

他の運動と組み合わせるとさらに効果的

筋トレの多くは無酸素運動ですが、適度に心拍数をあげる有酸素運動がアンチエイジングに効果的だとも言われています。そのため、無酸素運動だけでなくウォーキングやジョギング、ヨガなどの有酸素運動も取り入れてましょう。

 

アンチエイジングに効果的な筋トレメニュー

続いて、アンチエイジングに効果的な筋トレメニューを紹介します。どんな筋トレも効果的ではありますが、まずは体の中の大きな筋肉を鍛えるのがポイントです。

 

腹筋

腹筋は体幹のひとつで、体の中で13番目前後に大きい筋肉です。腹筋運動で腹筋を鍛えることでぽっこりお腹を改善して引き締まった体へ導くとともに、姿勢も良くなりスッとした立ち姿に。腰痛改善も期待できます。

また、腹筋を鍛えると基礎代謝が上がり、体脂肪が燃えやすい痩せやすい体になります。腹筋運動は回数よりも質が大切です。しっかり筋肉を使って深く呼吸をしながら、ゆっくりと上体を上げ下げしてください。

 

スクワット

スクワットは下半身の筋肉、特に太ももを鍛えるトレーニングです。太ももの前側の筋肉「大腿四頭筋」は、体の中で最も大きな筋肉。大腿四頭筋を鍛えることで代謝が上がり、体脂肪が燃えやすい痩せやすい体になります。

また、「血行促進で美肌へ」でも紹介したように、下半身の筋量が増えることで血流が良くなります。

 

プランク

うつ伏せになった状態で肘から拳の腕とあしのつま先だけ地面につけ、姿勢を水平に保つという筋トレです。動かず体勢をキープすることで腹筋を中心に全身の筋肉を刺激でします。

初めは20秒からスタートし、徐々に時間を伸ばしてみてください。筋肉がつくにつれて長くキープできるので、成果がわかりやすいと人気の筋トレです。

 

ヒップブリッジ（ヒップリフト）

ヒップブリッジは、お尻がたるんできたと感じる人におすすめの、お尻を引き締める筋トレ。お尻の筋肉の「大臀筋」は2番目に大きい筋肉です。

膝と立てて仰向けになり、肩甲骨を支点に肩から膝までが一直線になるように骨盤を浮かせ、ゆっくり戻す、というのを繰り返します。お尻はキュッと引き締まっていると、それだけで若々しい印象になりますよね。

 

筋トレで若々しい体を取り戻そう！

筋トレのアンチエイジング効果について紹介しました。アンチエイジングと言うとスキンケアや食事というイメージが強いですが、引き締まった若々しいボディを保つには筋トレが欠かせません。筋トレは無酸素運動なので、脂肪燃焼効果の高い有酸素運動も組み合わせることでさらに効果がアップしますよ。