自家製納豆作り！ヨーグルトメーカーで簡単にできる方法

 

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日本定番の味「納豆」。ご飯にかけたり、オクラと和えてそのまま食べたりと、どんな食べ方でも飽きない万能食品です。

その「納豆」が、自宅で簡単に作れるって知っていましたか？

簡単に言うと「蒸した大豆に納豆菌を混ぜ発酵させるだけ」なので、自宅にヨーグルトメーカーさえあれば簡単に自分だけのオリジナル納豆を作れちゃいます。

今回はそんな手作り納豆をヨーグルトメーカーで簡単に作る方法をご紹介します。

 

そもそもヨーグルトメーカーとは？

ヨーグルトメーカーは様々な醗酵食品や低温調理なども楽しめる多様性に優れた保温器であり、納豆のように丸一日近く保温が必要な発酵食品にはうってつけのアイテムとなります。

当然、ヨーグルトや乳製品だけでなく、甘酒やローストビーフといった手の込んだものもお手軽にできちゃう優れものです。まさに一家に一台は欲しい万能アイテムと言えるでしょう。

 

 

ヨーグルトメーカーで納豆が作れるの？

ヨーグルトメーカーで納豆は作れます。

従来の納豆作りは、大豆を「洗浄」「浸漬」「蒸煮」「納豆菌合わせ」「発酵」「熟成」という順番での工程が一般的です。ヨーグルトメーカーは、家庭で「発酵」を行う場合に、適度な温度調整や長時間保温ができる、まさに自家製納豆作りに最適なアイテムです。

そして操作も簡単で使いやすいため、これ一台あれば誰でも納豆作りができるのです。

 

 

ヨーグルトメーカーを使った手作り納豆の材料・作り方

＜材料＞

• 乾燥大豆 　300g（1食50g程度）
• 乾燥大豆を戻す水　 900ml
• 圧力鍋に入れる水　 500ml
• 納豆菌（液）　0.1g

 

＜作り方＞

1. 【洗浄】
   乾燥大豆をしっかり洗う
2. 【浸漬】
   大豆と水が1:4の割合になるくらいの水に浸け一晩寝かす
3. 【蒸煮】
   圧力鍋に500ml程度の水を入れ、蒸し器をセットし水気をきった大豆を30分程度蒸す（高圧に設定）
4. 【納豆菌合わせ】
   蒸しあがった大豆を適温（約40度）まで下げ、納豆菌が全体に広がるよう均等に混ぜ合わせる
5. 【発酵】
   納豆菌と混ぜ合わせた大豆をヨーグルトメーカーで保温開始（温度：45度、時間24時間にセット）
6. 【熟成】
   保温が完了した納豆を冷蔵庫に1日寝かして完成

 

 

納豆を作る際のポイント

ヨーグルトメーカーを使用した手作り納豆の作り方はいかがでしたか？

大きく６つの工程だけで簡単に納豆ができちゃうんです。

では作る際のポイントを合わせてご紹介します。

 

余計な水分が入らないように「ふきん」を使う

発酵には酸素が必要なため、ヨーグルトメーカーの蓋は少しズラしておくのがポイントです。

蓋裏に付着する水滴が大豆に混じると失敗の原因にもなるため、蓋には「ふきん」を挟みこみ蒸発する水分を吸収させましょう。

 

納豆菌は市販の納豆でも代用可能

特別に納豆菌を用意しなくても「市販の納豆」で代用可能です。 発酵段階で菌の繁殖さえできればいいので、市販の納豆から納豆菌を取り出しちゃえば簡単に用意できますよね。

納豆菌液を作る方法として、大さじ１程度の市販の納豆に少しお湯を加え、泡が出るくらいにかき混ぜ、その液体を取り出すと納豆菌液の完成です。

 

納豆作り専用のヨーグルトメーカーを選ぼう

納豆菌は熱に強いため、低温ではうまく発酵できず失敗に終わるケースが考えられます。そのためヨーグルトメーカーは「納豆作り」も対応可能なものを選びましょう。しっかり裏面に「納豆可」と記載があるものであれば問題ありません。

 

手作り納豆の賞味期限は１週間が目安

手作り納豆の賞味期限１週間から10日ほどとなっており、市販のものとほぼ変わりありません。意外と知られていないのですが納豆は冷凍保存も可能なため、多少多めに作りすぎてしまっても安心です。

美味しく食べるための解凍方法としては、自然解凍がおすすめです。

 

 

まとめ

一見難しそうな自家製納豆作りもヨーグルトメーカーさえあれば簡単にできるということがお分りいただけたでしょうか。

ヨーグルトメーカーは、納豆作りの一番の難関である「保温（発酵）」で活躍するため、ちょっとしたコツだけをおさえるだけで失敗のない自家製納豆作りもできちゃいます。

さらに乾燥大豆の種類を変えてみたり、大豆の蒸し方にこだわってみたりと、ヨーグルトメーカーを使えば、きっと自分のオリジナリティも膨らむこと間違いなしですね。

それもこれもヨーグルトメーカーで簡単に発酵ができるからなのです。

ヨーグルトメーカーは使用用途に合わせた使い方や種類も様々あるため、おすすめ人気ランキングをチェックしてみてはいかがでしょうか。