アンチエイジングでよく聞く「抗酸化作用」とは?効果的な食べ物も
アンチエイジングでよく聞く「抗酸化作用」とは?
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アンチエイジングが気になる人は、「抗酸化作用」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?抗酸化作用はアンチエイジングに重要で、切っても切れない関係だと言われ重視されています。
しかし、なぜアンチエイジングに抗酸化作用が重要なのか、そもそも抗酸化作用とは何か、良くわからないという人も多いですよね。
この記事では、アンチエイジングでよく聞く「抗酸化作用」とは一体何か紹介します。身近な食べ物に含まれている抗酸化作用成分も紹介しますので、ぜひチェックしてください。
「抗酸化作用」とは
抗酸化作用とは、身体の「酸化」に抗う作用のこと。リンゴの断面が変色したり釘が錆びたりするように、人間の身体も酸化するのです。
人間の身体の酸化の原因には様々な学説がありますが、近年は「フリーラジカル」が関係しているのではないかと言われています。
フリーラジカルは細胞や体の代謝活動で作られる、人間が生きるために必要なものです。しかし、過剰に作られると、体内の酵素や細胞膜を酸化させてしまいます。フリーラジカルの過剰生成や増加の原因としては、加齢や喫煙、生活習慣の乱れが影響していると考えられています。
なぜアンチエイジングに抗酸化作用が重要?
そんな「抗酸化作用」が、なぜアンチエイジングに重要と言われているのでしょうか?その大きな理由としては、①酸化は肌の老化にも繋がるから、②加齢とともに抗酸化力は低下するから、のふたつが挙げられます。
酸化は肌の老化にも繋がる
フリーラジカルなどがもたらす体の酸化は、皮膚のくすみやシワなどの老化現象に繋がります。そのため、抗酸化作用のあるものを取り入れることによって見た目の若々しさを保つことができるのです。
加齢とともに抗酸化力は低下する
人の体にはフリーラジカルを無毒化する抗酸化の働きが備わっていますが、この抗酸化力は年齢とともに低下していくと言われています。
多くの人が40歳前後に老化が進むのは、フリーラジカルを取り除く抗酸化物質の働きが急激に低下するのが40歳前後であるからとも考えられています。アンチエイジングのためには、体に備わった抗酸化力では足りない部分を抗酸化作用のある食べ物などで補う必要があるのです。
身近な食べ物に含まれる抗酸化作用成分
抗酸化作用を持つ成分は、身近な食べ物にも含まれています。特によく知られている抗酸化作用成分を紹介します。
ビタミンA
ビタミンAは皮膚や目の健康に欠かせない栄養素。食品中に良く含まれていて、小腸上皮細胞でビタミンAに変換されることからプロビタミンAと呼ばれている「β-カロテン」に抗酸化作用があります。
β-カロテンは緑葉色野菜や果物、魚介に含まれており、ニンジンやかぼちゃに豊富です。
ビタミンC
ビタミンCは強力な抗酸化作用を持っており、タンパク質や脂質、DNAを酸化する活性酸素(フリーラジカル)を無害にする働きがあります。
食べ物だけでなく、肌に塗る化粧品にも抗酸化作用を期待して配合されることがある成分です。食べ物では、ブロッコリーやピーマン、レモン、いちご、緑茶などに豊富に含まれています。
ビタミンE
ビタミンEにも強い抗酸化性作用があり、体内の不飽和脂肪酸や他の脂溶性成分を酸化から守る働きをしています。
ビタミンEを豊富に含む食べ物には、アーモンド、くるみ、ひまわり油、穀類、魚介類などがあります。ビタミンEは体内に蓄積しにくいので、食べ物で定期的に摂取することをおすすめします。
ポリフェノール
ポリフェノールはビタミンCやビタミンEと同様に抗酸化作用が強く、活性酸素(フリーラジカル)などの物質を無害にする働きがあります。
ポリフェノールは種類が多く、ワインやぶどう、チョコレート、コーヒー、そばなど、様々な食べ物に含まれています。お茶のカテキンや大豆のイソフラボンもポリフェノールの一種なんですよ。
老化を防ぐ抗酸化作用成分を食べよう!
アンチエイジング効果のある「抗酸化作用」について紹介しました。抗酸化作用は、体の老化を防ぐ嬉しい作用です。加齢と共に低下していく抗酸化力を補うためにも、抗酸化作用成分を含む野菜や魚介類を食事に取り入れましょう。
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