タイのシュリンプペースト『カピ』とは?
タイのうま味調味料『カピ』とは?
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日本で、タイ料理の人気に火が付いたのは2014年頃。それから長い年月が経過しましたが、今もなおそのブームは衰えることなく健在です。近年では、海外の食材が手に入りやすくなったこともあり、料理のジャンルを超えて、自由な発想で使いこなす人たちが増えてきました。中でもタイのナンプラーは認知度が高く、味噌汁に入れたり醤油代わりに使ったりするツワモノも。これからご紹介する『カピ』も、いずれは日本での市民権を得て定番の調味料になるかもしれません。
目次
タイのシュリンプペースト『カピ』とは?
『カピ』とは、オキアミやエビなどを塩漬けにし、発酵させて作るタイのうま味調味料です。ナンプラーと同じように魚介類を発酵させて作る魚醤のひとつであり、ナンプラーと違うところは、材料はもちろん、液体ではなく味噌のようなペースト状になっていることです。東南アジアでは『カピ』のようなシュリンプペーストは広く一般的に使われており、国によってその風味と使い道は様々ですが、独特の匂いと凝縮されたうま味が含まれているのが共通点と言えるでしょう。『カピ』はナンプラーと同様、タイ料理には欠かせない調味料のひとつとなっており、そのまま食べると強烈なしょっぱさが口に広がりますが、火を通すとうま味に変化します。使用するときは味を見ながら少しずつ加えます。
日本のシュリンプペースト
実は日本にもシュリンプペーストがあるのを知っていますか?『あみ漬け』や『漬けあみ』、『あみの塩辛』などの名称で販売されています。製造業者によって味は異なりますが、海苔の佃煮と同じように温かいごはんのお供としていただくのが基本。その他、冷奴にのせたり、おにぎりの具にしたり、チャーハンやパスタに混ぜて調味料として使うこともできます。タイにおける『カピ』の認知度と比較すると、日本のシュリンプペーストはまだあまり知られていません。『カピ』が日本でメジャーになれば、日本のものも注目を集める日が来るのかもしれませんね。
タイ料理の味付けには欠かせない『カピ』
タイのうま味調味料『カピ』は、様々な料理に使われています。和食の汁物や煮物において『だし』がおいしさのカギであるように、タイ料理の味付けに『カピ』を使うか否かでコクや風味、味の奥行きが大きく違ってきます。炒め物に使う際は、熱したフライパンに油をひいて『カピ』を入れますが、その際に広がる強烈な匂いは、調理しているうちに消えてうま味に変わるため、あの独特な匂いが苦手な方でも心配は無用です。
どんな料理に『カピ』が合う?
タイ料理に欠かせないうま味調味料『カピ』は、どんな料理にも合います。例えば、グリーンカレーやレッドカレーには様々なスパイスが使われていますが、その中でも『カピ』は欠かすことのできない調味料のひとつになっています。カレーに『カピ』のうま味が加わることで、本格的なコクのあるカレーに変化するのです。また、チャーハンや野菜炒めなどの味付けにも使えます。冷蔵庫の余った野菜も、『カピ』を加えて炒めるだけで、余りものとは思えないほど美味しい野菜炒めになります。スープや煮込み料理などには『カピ』が味わい深いだしに変化します。美味しいものは更に美味しく、そうでないものでも、そこそこ美味しい料理に変えてくれる調味料なのです。
まとめ
タイのうま味調味料である『カピ』は、オキアミやエビなどを原料とするシュリンプペーストと呼ばれる魚醤です。味噌のようなねっとりとしたペースト状で、料理の味付けやスープのだしなどに使用します。独特の匂いはありますが、調理することでその匂いがうま味に変化。味に深みとコクを出してくれるスーパー調味料です。
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