ピラティスとジム、どっちが良い？効果と目的の違いについて

 

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マットを使って体を動かすのがメインのピラティスと、筋トレやランニングマシンを使ってトレーニングができるジム、どっちを始めようか迷っている方が多いのではないでしょうか？

どちらも健康的でダイエットにも効果的な運動ですが、効果やメリット・デメリットなどが違います。長く続けていくためにも、より自分の目的に合った方法を選ぶことが重要です。

この記事では、「ピラティスとジムどっちか選びたい！」という人向けに、効果と目的の違いを紹介します。

 

ピラティスとジム、効果はどう違う？

まずは、ピラティスとジムの効果の違いを紹介します。

 

ピラティスは有酸素運動でインナーマッスルを鍛える

意外だと感じる方も多いかもしれませんが、ピラティスは基本的に有酸素運動です。常に胸式呼吸をしながら行うことが重要で、酸素を取り込みながら継続的に筋肉を動かすことで脂肪を燃焼します。

もともとリハビリとして誕生したピラティスは、体幹やインナーマッスルを鍛えることに長けており、身体機能の向上にも効果的です。

さらに、体の細部を意識しながら動かしていくので、だた痩せるだけでなく姿勢が良くバランスの整った身体へ導いてくれます。胸式呼吸によって交感神経が刺激されるので、心を前向きでエネルギッシュな状態へ近づけてくれる効果もあります。

 

ジムは無酸素運動＆有酸素運動で体を引き締める

ジムは、筋トレマシーンなどの無酸素運動とランニングマシーンなどの有酸素運動を組み合わせて行えるので、効率的に体を引き締めるのに効果的です。

筋トレマシーンでは、鍛えたい部位を集中的に鍛えて筋肉をつけることができます。

筋肉量がアップするとボディラインが美しくなり身体的パフォーマンスが向上するだけでなく、基礎代謝が上がり痩せやすい体になるのが魅力です。負荷を軽めに調節すれば、運動不足解消やストレス解消効果も期待できます。

 

ピラティスのメリット・デメリット

続いて、ピラティスとジムの効果以外の点でのメリット・デメリットをそれぞれ見ていきましょう。まずは、ピラティスのメリットとデメリットです。

 

ピラティスのメリット

• マットと動きやすい服装があればどこでもできる
• がっしりした体にはならず、しなやかな体になれる
• 年齢や体型、体力など関係なく、怪我をしていてもやりやすい

 

ピラティスのデメリット

• 強く大きな筋肉を作るのには向いていない
• 初心者には呼吸法や動きが難しいことがある
• 先生によって解釈ややり方が違う
• アウターマッスルはあまり鍛えられない

 

ジムのメリット・デメリット

続いては、ジムのメリット・デメリットを紹介します。

 

ジムのメリット

• アウターマッスルも鍛えられ、見た目にダイレクトに結果が出やすい
• スタジオレッスンのあるジムならヨガやダンスに挑戦できることもある
• 設備が整っていてモチベーションが上がる

 

ジムのデメリット

• マシンが必要なトレーニングは家でできない
• 筋肉についての知識が必要
• 筋トレマシンの使用は怪我をする可能性が高くなる
• 混雑していると自由にトレーニングができないことも

 

ピラティスはこんな人におすすめ！

ピラティスは身体の細部まで意識してトレーニングをしていくので、しなやかで美しい体のラインを手に入れたい人に向いています。ジムほど体力が入らないため、体力に自信がないけど健康を保ちたい、という人にもおすすめ。

他にも、以下のような人におすすめです。

• 心も前向きになりたい
• 走るのは苦手
• 重いものを持ち上げたりする筋トレはしたくない
• 自宅でもできる運動がしたい

 

ジムはこんな人におすすめ！

ジムがおすすめなのは、腹筋を割りたい、上腕二頭筋をつけたい、などと筋肉をつけたい人。そして、引き締まったカッコいい体を手に入れたい人におすすめです。

 

他にも、以下のような人におすすめします。

• がっつり体に負荷をかけてリフレッシュしたい
• 筋トレマシンを使うのに憧れる
• 運動経験があって体力には少し自信がある

 

目標に合わせてピラティス・ジムを選ぼう

ピラティスとジムを比較してみました。「ピラティスがおすすめの人」と「ジムがおすすめの人」ははっきりと分かれましたね。なりたい身体や今の身体の状態で、どちらを始めるか選べた人もいるのではないでしょうか？目標に合わせてピラティスかジムか選んで、効率よくトレーニングをしていきましょう。