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インドネシアの絶品コーヒーを味わおう!特徴やおすすめの種類も紹介

インドネシアコーヒー

世界第4位のコーヒー生産国インドネシアのコーヒーを楽しもう

この記事を読むための時間:3分

インドネシアにはあまりコーヒーのイメージがありませんが、実は世界第4位のコーヒー生産国です。スマトラ島のほか、ジャワ島やスラウェシ島などでは、活発にコーヒー豆が生産されています。インドネシアコーヒーでよく耳にするのはジャワコーヒーやマンデリンなどですが、他にもインドネシアの魅力が詰まったコーヒーがたくさんあります。今回は、インドネシア産のコーヒー豆や、コーヒーの種類・銘柄についてたっぷりと紹介します。

インドネシア産のコーヒー豆

火山大国であるインドネシアは、火山が生み出した肥沃な土地がコーヒー豆の栽培に適しています。上質なコーヒー豆の生産が盛んなだけでなく、品質の良さや美味しさもピカイチです。インドネシアで生産されているコーヒーの品種は、大きく分けると「ロブスタ種」と「アラビカ種」の2種類です。

ロブスタ種

インドネシアで生産されているコーヒー豆の品種のほとんどはロブスタ種で、全体の90%を占めています。ロブスタ種の大きな特徴は、病害虫に強いため栽培に手が掛からず、安く手に入ることです。インドネシアでは元々アラビカ種が主流でしたが、1900年代初頭に流行したサビ病により大きなダメージを受けてしまいました。そのため、アラビカ種からロブスタ種に植え替えたという記録が残っています。独特の渋みと苦み、香りが強く、酸味が少ない品種で、カフェインや油分が多いのも特徴です。コーヒーのアクセントや、インスタントコーヒーとしても使われています。

アラビカ種

アラビカ種は、インドネシア全体のコーヒーの流通量の1割ほどであり、過去に流行したサビ病によりロブスタ種が主流となったことが原因です。しかし、世界全体を見ると、生産量の7割がアラビカ種です。コクと苦みがあり、酸味は控えめですが、焙煎すると非常になめらかな口当たりになります。飲んだ後のほのかな甘みもあり、これはアラビカ種の大きな特徴です。スマトラ島の「マンデリン」、スラウェシ島の「トラジャ」「カロシ」などが有名です。

インドネシアでおすすめのコーヒーの種類・銘柄

インドネシアコーヒーは、栽培地によってさまざまな味や香りを楽しむことができます。同じ品種の豆を栽培していても、島の環境によって味や香りが変化するからなのです。ここで、インドネシアでおすすめのコーヒーの種類や銘柄を紹介します。

ジャワコーヒー

日本でも人気がある「ジャワコーヒー」は、名前の通りジャワ島で生産されています。一般的なジャワコーヒーはアラビカ種のものを指していますが、あまり生産されていません。現在ではロブスタ種での生産がメインであり、エスプレッソやアイスコーヒーのほか、工業用のコーヒー豆としても重宝されています。アラビカ種のジャワコーヒー「ジャワ・アラビカ」とも呼ばれ、独特の苦みはありますが酸味がなく、芳醇な香りとまろやかさがあり、とても飲みやすくなっています。ロブスタ種のジャワコーヒーは「ジャワ・ロブ」とも呼ばれ、クセが強く、インパクトのある苦みが特徴です。一般的には、他のコーヒーとブレンドして飲みます。

マンデリン

インドネシアのコーヒー生産量の約75%ものコーヒーを栽培するスマトラ島で有名なのは、「マンデリン」と呼ばれるアラビカ種のコーヒーです。スマトラ島の高地にある豊かな大地によって生産されていて、生産量が少なく、品質が非常に良いことから、高級豆として扱われています。深いコクと独特の苦みから、カフェラテやカフェオレにして飲むのもおすすめです。濃い甘さのケーキには、ストレートのマンデリンを合わせると良いバランスが保てます。

トラジャコーヒー

スラウェシ島のトラジャ地方で栽培される「トラジャコーヒー」は、アラビカ種のコーヒー豆によって作られています。標高1200mの山間部で栽培されているため、昼夜の温度差と豊富な雨量など、整った条件下で貴重なアラビカ種が栽培されています。コクの強さと芳醇な香り、まろやかさのある優しい苦みにより、ストレートでも美味しく楽しめるのもおすすめするポイントです。

キンタマーニコーヒー

バリ島北部のキンタマーニ高原で栽培されている「キンタマーニコーヒー」は、マイルドな口当たりが評価されているコーヒーです。肥沃な大地と高原の気候がマッチし、コーヒーと一緒に果物や野菜も栽培していることから、フルーティーでマイルドな味わいに仕上がっています。

コピ・ルアック

インドネシアコーヒーを紹介する上で外せないのは「コピ・ルアック」で、ジャコウネコのフンから作られたコーヒーです。野生のジャコウネコが食べたコーヒーの果実が体内で消化され、排泄されたフンから採取した種を使用します。猫の腸内細菌や消化酵素の働きにより、コーヒー豆が発酵し、独特の香りとコクがつきます。洗浄と乾燥を経て焙煎すると、コピ・ルアックが完成です。深いコクとマイルドさから高級感が得られますが、クセがあるため好き嫌いが分かれるのも特徴の一つです。

インドネシアのお土産には絶品のコーヒーを

インドネシアコーヒーは、お土産用としてもたくさん販売されていて、空港や各地の観光名所でも購入できるほか、スーパーマーケットでも購入可能です。観光客が立ち入り可能なコーヒー農園でも販売されています。さまざまな風味や味が楽しめるため、絶品コーヒーを飲み比べるのもよいでしょう。ぜひ、自分好みのインドネシアコーヒーを見つけてみてください。

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