テンペ作りの時短ポイント2 煮大豆の水分を拭きとるタイミング
テンペ作りの時短ポイント 煮大豆の水分をふき取るタイミング
大豆を煮た後に水分をしっかり拭きとるのはテンペ作りを成功させるために絶対必要な事です。大豆表面に「キラッ」と水分が光らない程度まで全体を拭き取ります。
前回は水分を拭き取る方法をお伝えしました(テンペ作りの時短ポイント1 煮大豆の水分拭き取り方)。今回は、タイミングのお話です。
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まずは、大切な事
まず、大切な事として、水分を拭き取って次の作業に移る条件を確認します。
この作業の後は、大豆の温度が40℃未満になったらテンペ菌を全体にかけてまぶして保温を開始します。
この作業でしっかり水分を拭き取り、素早く保温開始してください。目安として、保温開始時の温度が30℃未満になると発酵時間が伸びてしまうのでご注意ください。
水分を拭き取る作業の終了条件は
1. しっかり水分を拭き取る
2. 大豆温度が40℃未満になっている
大豆のお湯が冷める前にザルで水を切るのが時短ポイント
ザルで煮汁を切る時の温度が高いほど、大豆自体の熱が高く表面に付いた水分を湯気として蒸発させてくれます。その分拭く手間が省けます。
特に冬場は空気が乾燥していることもあり、湯気で大豆表面の水分が消えていきます。やけどには気を付けながらの作業になりますが、少し大豆をかき混ぜてあげると、より効果的に湯気が出て大豆表面の水分が無くなります。
(私達は、この時間に大豆をゆでた鍋などを洗ってしまっています。冬場は大豆が温かくて冷え性の手が温まります。)
ある程度湯気になって大豆表面の水分が無くなったら、仕上げで拭き取り温度を下げながら先ほどの終了条件でこの作業を終えます。
「煮大豆の水分をふき取る」作業が時短ポイントの理由
時短ポイントとしてこの「煮大豆の水分をふき取る」作業が取り上げられているのは、テンペメーカーを使っての作業の内、
実作業のとして一番時間がかかる部分だからです(と言ってもたいして時間はかかりませんが)。あとはほとんど放置時間となります。
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