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腸内細菌の役割に感謝 万能薬は腸の中で作られる

菌活

楽しむヘルスコンシャスをテーマとする雑誌「veggy」のvol.75(2021/3/10発行)でご紹介いただいた時、

腸内細菌や免疫力等をテーマに著書を多数お持ちの藤田紘一郎先生にテンペについてのコメントを頂きました(その際の記事は  こちら)。

藤田先生の著書「腸内細菌が家出する日」(三五館)の中には腸内細菌に感謝したくなる内容が沢山でした(以下 本書)。腸内細菌は言葉を発しませんが、

だからと言って大切でない事はありません。存在すら簡単に感じることのできない腸内細菌を、少しでも身近に引き寄せて感じながら生活したいですね。

本書から、その助けになる腸内細菌のお話を見ていきます。【この記事を読み終わるまで 4分】

 

万能薬は腸内細菌が作り出す

以前の投稿「腸内細菌の役割に感謝 腸内細菌が減り増えてきた病気」の最後に触れた短鎖脂肪酸は万能薬とも言える健康維持に欠かせない万能薬です。

 

短鎖脂肪酸の効果

本書では短鎖脂肪酸の7大効果として

 

1. 脂肪の蓄積を減らし、全身の代謝を活発にして肥満を防ぐ

2. 糖尿病を直接的に改善するホルモン「インクレチン」を増やす

3. アレルギー反応を抑えるTレグを増やす

4. 脳内伝達物質であるセロトニンの分泌を促す

5. 腸のバリア機能を高めることで、食中毒、炎症、食物アレルギー、動脈硬化、がんなどの病気を防ぐ

6. 短鎖脂肪酸ができる過程で腸内細菌から水素が発生し、活性酵素を中和する

7. 腸管の活動エネルギー源となる

 

を、挙げています。

 

短鎖脂肪酸はどうやって摂取すればいいのか

短鎖脂肪酸には、酪酸、酢酸、プロピオン酸などいくつか種類があります。昔、酢を飲む健康法が流行りましたが、高い濃度のままで酢を飲んでしまった時のデメリット・リスクとして

 

・口の中や食道、胃の粘膜などの消化器の荒れ

・胸やけ

・強酸の影響による歯のエナメル質の溶解

 

等を挙げ、あくまで酢は調味料としての少しづつの利用を勧めています。

 

藤田先生は作り置きのできるメリットがある「酢タマネギ」を推奨し、レシピも紹介しています。

酢タマネギは、調味料としての酢とタマネギの食物繊維とフラクトオリゴ糖が含まれています。オリゴ糖は善玉菌のエサとなり、善玉菌が増えることで食物繊維をどんどん分解し、

短鎖脂肪酸が作られていきます。短鎖脂肪酸はこのように腸内細菌の働きをとおして腸内で獲得するのをメインとすべきだとしています。先ほどの効果の6番目は探査脂肪酸が腸内で

作られる過程発生する水素によるものでした。

 

 このサイトで推奨するテンペもオリゴ糖と豊富な食物繊維を含む食材です。

テンペを軽くあげてマリネにするのもいいアイデア(写真左)です。

テンペの甘酢あんかけもいいですね(写真右)。

テンペタマネギマリネ テンペのあんかけ

 

 

 

 

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