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臭い発酵食品ランキング!独特な匂いの原因を解説

臭い匂いをかぐ男性

世界一臭い発酵食品ランキング!臭い理由を解説

この記事を読むための時間:3分

発酵食品といえば臭い食べ物というイメージを持っている人もいます。では一度は試してみたいと思ってしまう「世界一臭い発酵食品ランキングTOP5」を紹介しましょう。発酵食品がなぜ臭くなるのか、また、臭いからこそ持てるパワーについても解説しているのでぜひ最後まで目を通してみてください。

世界の臭い発酵食品ランキングTOP5

5位:くさや

日本で最も臭いと言われている発酵食品「くさや」が第5位にランクインしています。クサヤモロやトビウオなどの魚を独特な発酵液に浸したあと天日干しにした発酵食品です。伊豆諸島の特産品として知られており、現地や通販サイトで購入できます。

最高の干物と評価されるほど魚の味はクセになる絶品のようですが、焼き立てがあまりにも臭いので苦手な人は少なくありません。食べる前にやってくる強烈な臭いと口に入れてからの旨味のギャップを感じたい人にはおすすめです。

4位:キビヤック

北極地方で貴重なビタミン源として食されているキビヤック。アザラシのお腹にウミスズメ類の海鳥をつめて縫い合わせ2か月~数年熟し発酵させた食品です。熟成期間が終了するとアザラシのお腹から中身を取り出して食べます。

カナダやグリーンランドの民族が作る伝統料理であり、誕生日や結婚式などのお祝いの席で食べられる美味な食品です。発酵が進んで液状になった内臓をすすったり、調味料として使ったりします。

3位:エピキュアーチーズ

ニュージーランド産の缶詰チーズ。缶の中で2~3年間熟成させているので、缶詰はパンパンに膨らんでいます。缶を開けた瞬間、乳酸菌発酵による強烈な臭いがするためチーズの中ではずば抜けて臭い食品といえるでしょう。

現在ではエピキュアーチーズの需要が低いためか従来のチーズの作り方に変わっており、それほど臭くないパック詰めのエピキュアーチーズしか見つけることができなくなっています。

2位:ホンオフェ

ガンギエイをツボに入れて10日間発酵させた韓国の発酵食品、ホンオフェ。尿素が分解されることによって強烈なアンモニア臭が発生します。口の中にとどまらせると口がただれてしまう恐れがあるほどアンモニアが強い食品です。

韓国では高級食品として扱われているため、冠婚葬祭で食されます。口の中に入れるとピリピリするホンオフェはすぐにマッコリを飲んでまろやかにするのが通の食べ方です。

1位:シュールストレミング

世界一臭い発酵食品であるスウェーデン産シュールストレミングは塩漬けのニシンです。樽の中でニシンを塩漬けにして2か月程度発行させられていますが、その後は缶に密閉するためさらに発酵が進みます。

缶が暴発し匂いが拡散する危険を避けるため空輸が禁止されている食品です。発酵が進みガスが発生すると缶が丸く膨らんできます。開封の際に汁を噴出してしまうと広範囲に悪臭が拡散するため、販売サイトでは屋外で開封することを推奨されている程の臭い。臭いさえ我慢できればクセにいなるニシンの味を楽しめる人もいます。

発酵食品独特の匂いの原因は?

発酵食品が臭いといわれる独特の匂いは微生物の代謝によって生じたものです。微生物はれっきとした生物ですから、私たち人間と同じように体内に取り入れたものを分解し、排出します。排出されたものは独特の匂いを発することがあるため、発酵食品は臭いと言われるのです。

しかし、全ての発酵食品が臭いわけではありません。鰹節やパンなどの発酵食品は臭いどころか心地よい香りがします。また、最近では独特の匂いを弱く仕上げる加工を行っている商品も出ています。

臭い発酵食品は栄養パワーが強い!

発酵食品は臭いから苦手と感じて、食べる前から嫌いになっている方も少なくありません。しかし、発酵食品は優れた健康効果があることもまた事実。独特の匂いが発生する過程で栄養価がUPし、腸内環境を整える食品に変わっているのです。

微生物の働きによって、発酵すると発酵前の食品とは味もニオイも栄養価も変化します。発酵によってそもそも含まれていた栄養素が増えたり、新たな栄養素が生成されたりするのです。ですから臭いだけで食わず嫌いにならずに一度口にしてみることをおすすめします。

発酵食品は臭いが旨くて栄養豊か!

発酵食品は臭いイメージが強いですが、独特の匂いが発生する過程で栄養素がUPしています。そう考えると世界のとても臭い発酵食品にも挑戦してみたくなりませんか?臭いからといって敬遠せず、栄養パワーの強い発酵食品を積極的に食事に取り入れていきましょう。

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