『プラントベース・ミート』とは?代替肉が広まる理由をチェック!
お肉じゃないお肉「プラントベース・ミート」って?
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牛や豚などの動物由来の原料を一切使用しない「プラントベース・ミート」を知っていますか?プラントベースやヴィーガンの間で注目される食品であり、お肉じゃないお肉ということで話題となっています。
では、このお肉じゃないお肉と言われるプラントベース・ミートは、一体どんなお肉なのか、原料や特徴、そして広まる理由についてそれぞれ解説しましょう。
プラントベース・ミートは植物由来のお肉?
プラントベース・ミートとは、一言で言うと植物由来の原料で作ったお肉の代用品です。大豆やえんどう豆などを原料に、お肉に近づけた食品となっているため、牛や豚といった動物性の原料を一切含まない食品もなっています。
このプラントベース・ミートは、お肉やお魚などを口にしないベジタリアンやヴィーガン向けに作られた代用肉であり、大豆などを原料としているため、植物性のタンパク質を摂取することができます。
お肉やお魚に含まれる動物性タンパク質を補うことができるため、意識していないとタンパク質不足になるベジタリアンやヴィーガンは、積極的に活用したい食品です。
プラントベース・ミートが広まった理由って?
植物由来の代用肉であるプラントベース・ミートは、なぜ広まりつつある食品なのでしょうか。ベジタリアンやヴィーガンが注目される理由も含めながらご紹介します。
環境問題に対する意識
動物性由来の原料をもとに作られる通常のお肉は、牛や豚などを飼育しながらお肉を作っていきます。この通常のお肉を飼育するには、大量の温室効果ガスが発生すると言われており、地球温暖化に影響を及ぼす原因の一つとも考えられています。特に牛の「げっぷ」や「おなら」には、大量のメタンガスが含まれていると言われており、牛を原料とした食肉が増えるということは、さらに地球温暖化が加速する可能性があります。
その地球環境の維持を目的に、動物性由来の原料を一切使用しないプラントベース・ミートが注目を集め、環境問題に対する考えから取り入れている方が増えています。
動物愛護の視点からの広がりも
プラントベース・ミートは、動物愛護の視点からも広がっている食品です。動物性の食肉を生産するということは、自動的に動物の命を頂くことになります。
特にヴィーガンの方の中には、この動物保護に対する考えを持っている方も多く、それをきっかけにヴィーガンな生活へと移行している方も増えています。
プラントベース・ミートは、動物の命を頂くことなく、植物から栄養を摂取することができるため、環境問題同様に今重要視されている視点となっています。
生産者を助けることができるという声も
プラントベース・ミートを取り入れるということは、農業を支えることにもつながります。食肉の生産する肉用牛の飼養戸数は、現在減少傾向にあります。
これには、動物性食品を摂取しない方が増えているというだけでなく、無理な飼育・食肉の生産による畜農家の衰退が原因とも言われています。
プラントベース・ミートを取り入れ畜農家への負担を軽減することで、食肉の生産の品質維持や過度な生産も防ぐことにもつながります。
健康や美容維持のためにもおすすめ
プラントベース・ミートは、健康や美容維持のためにもおすすめな食品です。大豆やえんどう豆を原料に作っているため、栄養価が高い食品でもあり、体質改善や健康維持にもつながると言われています。
また大豆などには、イソフラボンが豊富に含まれており、ビタミンCやビタミンEも摂取することができます。
ビタミンCやビタミンEには、お肌の抗酸化作用や血管の老化防止、またメラニンの生成を抑制してくれる役割があるため、美容からの視点でも取り入れたい食品となっています。
身体にも地球にも優しいプラントベース・ミートを生活に取り入れよう!
プラントベース・ミートは、身体にも地球にも優しい食品として、さまざまな視点から注目されています。ソイミートやテンペなど栄養価が高いものがたくさんありますので、是非一度お手に取ってみてはいかがでしょうか。
また、プラントベース・ミートの様に料理に使えるインドネシア発祥の伝統発酵食材テンペはご存知ですか。同じく大豆を主原料としてます(テンペとは こちら)。
関連情報
大豆発酵食品テンペ専門店 | OneFace
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