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「ファイトケミカル」のアンチエイジング効果が話題?食べ方のコツも

 

ファイトケミカルが色鮮やかな野菜
アンチエイジング効果が話題の「ファイトケミカル」とは?

 

この記事を読むための時間:3分

 

最近話題の「ファイトケミカル」。聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか?

ファイトケミカルは、植物の色素や香り、苦味、辛味、渋味などに含まれる化学物質のこと。そして今、ファイトケミカルにアンチエイジング効果が期待できるものがあることがわかってきたのです。

この記事では、ファイトケミカルの種類とアンチエイジング効果について紹介します。

 

「ファイトケミカル」とは

ファイトケミカルとは、野菜、果物、穀類などの植物に含まれる化学物質(化合物)の総称です。数千以上の種類があると言われています。フィト=「植物を意味するギリシャ語」、ケミカル=「化学成分」という意味で、日本語に訳すと「植物性化学物質」になります。

 

ファイトケミカルの主な種類と効果

ファイトケミカルを大きく分けると以下のの5つのグループに分けられます。

 

ポリフェノール

ポリフェノールは植物の色素やアクの成分で、8,000以上の種類があると言われています。赤ワインやぶどう、ブルーベリーなどに含まれる「アントシアニン」、大豆に含まれる「イソフラボン」、チョコレートに含まれる「カカオポリフェノール」などがあります。

それぞれ作用がありますが、ポリフェノールのほとんどが抗酸化作用を持っていると言われています。

 

イオウ化合物

刺激臭や辛味を持つ成分です。ブロッコリーやキャベツに含まれる「スルフォラファン」、大根やわさびに含まれる「イソチオシアネート」などがあります。イオウ化合物も抗酸化力や抗がん作用が期待されています。

 

カロテノイド

カロテノイドは緑黄色野菜に含まれている黄・橙・赤などの色素成分で、カロテン類とキサントフィル類に大きく分けられます。

にんじんやかぼちゃに含まれる「β-カロテン」、トマトなどの「リコピン」、みかんなどに含まれる「β-クリプトキサンチン」などがあります。カロテノイドにも抗酸化作用があると言われています。

 

テルペン類

テルペン類は、ハーブや柑橘類などに含まれている香りと苦味の成分です。柑橘類に含まれる「リモネン」、しそやローズマリー、セージなどに含まれる「ジテルペン」などがあります。テルペン類には、主に精神を安定させる効果と抗がん作用が期待されています。

 

多糖類

炭水化物の一種で、海藻やきのこ、根菜類に多く含まれます。海藻類に含まれる「フコイダン」、ごぼうや玉ねぎに含まれる「イヌリン」などがあります。コレステロール値の上昇を抑える働きや血圧を安定させる働きなどが期待されている成分です。

 

アンチエイジング効果の高いファイトケミカルは?

ここからは、数あるファイトケミカルの中でも、特にアンチエイジング効果の高いと言われているものを紹介します。

 

カテキン

ポリフェノールの一種「カテキン」は、茶葉の苦味や渋味の成分です。カテキンには強い抗酸化作用があり、老化の原因につながる活性酸素を無害化する働きがあります。また、同じく抗酸化作用の高い「ビタミンC」の分解を防ぐ作用もあり、ビタミンCの抗酸化作用を効率良く利用できます。

さらに嬉しいことに、糖質が細胞などを劣化させる肌の「糖化」も防ぎ、しわやたるみを防止してくれるのです。カテキンは、緑茶やコーヒー、抹茶などに含まれています。

 

β-カロテン

カロテノイドの一種で緑黄色野菜に含まれる「β-カロテン」はビタミンAの仲間で、抗酸化作用を持つ成分です。また、皮膚や粘膜を保護する働きがあり、肌のハリや弾力を守ります。β-カロテンはにんじんやかぼちゃ、ほうれん草、ピーマンなどに豊富に含まれています。

 

リコピン

カロテノイドの一種であるリコピンも抗酸化作用を持ち、老化の原因につながる活性酸素を無害化します。抗酸化作用の強さは、ビタミンEの100倍とも言われています。

また、メタボ対策や紫外線から皮膚を守る作用、若々しい血管を保つ効果もあると言われている嬉しい成分です。リコピンは、トマトに豊富に含まれ、柿やスイカにも含まれています。

 

ファイトケミカルの食べ方のポイント

ファイトケミカルは、次のような食べ方をするとより効果的です。

 

皮ごと食べる

ファイトケミカルは植物の皮にも含まれているので、皮が食べられる食材は皮ごと食べることでたくさんのファイトケミカルを摂取できます。汚れや残留農薬を落とすように、しっかりと洗ってから食べるようにしましょう。

 

組合わせて食べる

ファイトケミカルはひとつひとつ作用が違うので、単独よりも複数組み合わせたほうが効果が高いです。ありとあらゆる植物にファイトケミカルが含まれているので、組み合わせることはそれほど難しくありません。

 

これからは、ファイトケミカルにも注目してみよう!

「ファイトケミカル」のアンチエイジング効果について紹介しました。ファイトケミカルには抗酸化作用の強いものが多く、体の老化を防いでくれそうですね。また、アンチエイジング以外の効果においても優秀なものがたくさんありました。これからはファイトケミカルにも注目しながら野菜や果物を食べるようにしてみましょう。

 

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