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賞味期限を過ぎた醤油は使えるの?活用方法についても紹介

醤油 賞味期限

醤油は賞味期限が切れても使える

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「醤油は賞味期限が過ぎたら捨てないといけないのか?」などのように、醤油が使いきれずに悩んでいる人もいるのではないでしょうか?醤油は賞味期限が切れてもある程度長持ちするため、加熱調理であれば使えますが、味の劣化が気になるかもしれません。醤油は保存調味料ということもあり、賞味期限は1~2年と比較的長めではあるものの、醤油の保存状況や容器・醤油の種類など様々な要因で変化しやすいという特徴があります。醤油の賞味期限をタイプ別に知ることで、醤油をムダにすることなく適切な量を購入するための参考にしやすいかもしれません。今回は、醤油の賞味期限についてや、賞味期限が切れた醤油の味落ちの原因も含めて詳しくご紹介していきます。

知っておきたい賞味期限の定義

まず、賞味期限の定義を知っておく必要があるでしょう。賞味期限とは、食品を美味しく味わえる期間を指しており、食品メーカーが商品ごとに独自に定めています。食品を美味しく食べられる期間であるため、賞味期間が過ぎたものは全く食べられないというわけではありません。醤油の場合、賞味期限が過ぎても口にできますが、酸化が原因の劣化などにより、醤油の本来の味が損なわれている可能性があります。

賞味期限が切れた醤油が味落ちする原因?

醤油は、まるで生き物のように変化する発酵食品です。保存環境や使い方などによっては温度や空気・カビなどの微生物が入ってしまい、味が変化します。

【H3】開栓した後フタをし忘れる

醤油はどのような容器でも一度開栓すると空気に触れるため酸化します。空気が入ったからと言ってすぐに酸化するわけではないものの、きちんとフタをしないでいると、酸化スピードが速まり、色が変色したり空気中のカビが入り込んだりしてしまい、味が落ちてしまいます。

適切な保存環境でない

醤油の適切な保存環境は冷暗所ですが、保存環境が適切でない場合も味落ちの原因になります。保存場所の温度が高いと、醤油の変質は早まります。便利だからといってつい醤油をコンロ付近に置いてしまいがちですが、周囲の激しい温度差により賞味期限内でも味が落ちてしまうので、注意したほうが無難です。

容器ごと調理中に醤油を注ぐ

賞味期限内の醤油にもかかわらず、味が落ちてしまう原因のひとつです。料理中に鍋の真上から容器ごと醤油を注ぐと、温められた空気だけでなく、湯気の湿気が入ってしまい、醤油の変質に繋がります。

賞味期限が切れた醤油はどう活用すればいい?

賞味期限が切れた醤油は、煮物や炊き込みご飯など加熱食品の味付けに使い切るのがおすすめです。劣化した醤油は黒くなり、そのまま食べるとえぐみが出て美味しくないため捨ててしまう人も一定数います。しかし、加熱することでえぐみが軽減される場合が多くあるため、加熱する料理に使い切ると良いでしょう。どうしても賞味期限切れの醤油を口にすることに抵抗がある場合は、キッチン周りの油汚れの掃除に活用してみてはいかがでしょうか。醤油には油汚れを落とす効果があるため、レンジフードなど油が多い場所の汚れ落としに効果を発揮します。醤油で該当箇所を掃除した後に、水拭きすることで、ピカピカになるでしょう。中には、捨てるのが忍びないからと醤油をシンクに流す人もいるようですが、大量に流してしまうと塩分の多さも相まって環境悪化の原因になります。少量であればシンクに流し、大量に捨てなければならない場合は新聞紙などに染み込ませたうえで、地域のゴミ捨てルールに沿って処分しましょう。

可能な限り醤油は1カ月をめどに使い切ろう

適切な保存方法で保管された醤油は傷みにくいので、賞味期限から数か月過ぎても加熱調理などで使えます。しかし、色落ちや黒く酸化したり味落ちしたりなど製品本来の美味しさを味わえない可能性が高まりますので、可能な限り開栓後1か月で使い切るようにしましょう。

醤油の賞味期限の目安を紹介

醤油の賞味期限は、醤油の種類や開栓の有無・容器・保存状態の4つで変化します。

【種類別】醤油の賞味期限の目安とは?

たまり醤油など色の濃い醤油は、適切な保存状態でかつ未開封の場合は1年~2年前後持つとされています。一方、色が薄い甘口醤油や白醤油は色の濃い醤油と比較しても賞味期限が短い傾向にあります。特に規定の色の濃さがある白醤油の場合、時間が経つと変色しやすいという特性があるため、賞味期限が短く設定されているようです。

容器別ではガイドラインにより定められている

醤油の賞味期限は、販売されている容器によっても変化します。ビンや缶の場合、一般的に開栓前の賞味期限は長めに設定されていますが、ペットボトル容器は素材の関係上ビンや缶よりも短めに設定されています。ペットボトルは素材の性質上、密閉されていたとしても空気を通しやすいというのが要因としてあるようです。最近では、メーカー独自の工夫により、ペットボトルタイプでも保存期間が長めに設定されている場合もあります。一方で「醤油を美味しく食べてほしい」というメーカー側の願いから、あえて賞味期限が短めの製品もあります。購入する前に、醤油の賞味期限を確認するクセをつけると良いかもしれません。

醤油の開栓状況ではどうなる?

醤油の賞味期限は、開栓の有無でも大きく変化します。

未開栓の場合は

一般的に醤油のラベルに記載されているのは開栓する前の賞味期限で、1~2年前後に設定されている場合が多くあります。ペットボトル容器の場合は前述の通り、材質の関係から短めの設定ではあるものの、それでも1~2年が賞味期限の目安でしょう。ただし、冷暗所など適切な保管方法を行った場合に限るということを留意しなければなりません。

開栓後は保存場所によって大きく変化!

開栓後の醤油の賞味期限は、保存場所や保存状況によって大きく変動しますが、目安の賞味期限は1か月以内とされています。この数字はメーカーでも1か月以内に使い切ることを推奨している期間です。開栓したということは、醤油が空気に触れるようになり、ゆるやかな酸化がスタートしている状態です。保存状態や使い方によっては酸化が早まる場合も考慮しなければなりません。1か月という数字もあくまで目安ですので、開栓後の醤油は適切な保存場所で早めに使うように心がけましょう。

醤油の保存方法によっても変動

どの保存方法でも、開栓後の醤油は1か月以内に使い切るのが目安です。醤油は一般的に冷暗所で保管するようになっていますが、冷蔵庫での保管なのか常温の冷暗所で保管するのかによっても賞味期限が変化する可能性があります。開栓後は冷暗所による常温保存でも差し支えありませんが、醤油をできるだけ長持ちさせるためには冷蔵庫保存が望ましいと言えます。開栓前の醤油も、密閉ボトル容器以外は直射日光が入り込まない冷暗所での保管が無難です。醤油のラベルをしっかり確認し、適切な方法で保存しましょう。

まとめ

醤油は発酵食品なので、生きている保存調味料です。温度や空気に触れることで、酸化が進むデリケートな調味料でもあります。醤油を開ける前は賞味期限が1年前後と長いため、ラベルに記載されている保存期間を目安に、冷暗所で保存しましょう。開栓した後は、メーカーが提案する1か月以内を目安に醤油を使い切るのがおすすめです。適切な使い方や保存場所で保存することにより、醤油の劣化を抑制できます。醤油は賞味期限が切れていても、ある程度の期間なら使えますので、余ってしまった場合は煮物など加熱する調理の味付けに使い切ることがおすすめです。できれば冷蔵庫保存のうえ濃い色合いの醤油は1か月以内に、色の薄い醤油はさらに早い期間で使い切るように心がけましょう。

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