ジュニアアスリートと、その家族に

頑張るジュニアアスリートの体は急速な成長期でもあります。同時に学習もあり、ジュニアアスリートの脳への栄養も必要となります（脳はわずか千数百gの重量ですが、全体の25％の酸素と、20％近い糖質を消費する）。

その様なジュニアアスリート時期の食事は大切です。当然、ジュニアアスリートと過ごす家族の食事も大切です。普段の食事レシピに工夫が求められます。

 

同じ食事レシピでも個々人に選択肢を与える食材

同じ食事レシピでも個々人に選択肢を与える食材があれば、ジュニアアスリートの食事 と、一緒に暮らす家族の食事、更にお弁当、スポーツ試合、練習の運動前後の補食も、一つの献立でに作れて、個々が自分に合わせて用途や、健康バランス、好き嫌いで分量を変えることもできます。そんな素晴らしいおすすめ食材　テンペ をご存知ですか？(詳しくは   こちら）（写真下）。急速な成長期のジュニアアスリートをサポートする栄養素（ビタミンB群、E等.etc）も含まれてます。更ににその家族にも嬉しい栄養素（イソフラボン、食物繊維、GABA.etc）も含まれてます。肉、魚の代わりに、またそれらと一緒に調理すると、ジュニアアスリートとその家族の食事の両方の方々が、各自でバランスを選択できるメニューとになります（レシピ集    こちら）。レシピ集をご覧いただければ、あまり気合を入れずに、普段から使っていただける食材とご理解いただけると思います。

植物性タンパク質ですので、従来の動物性タンパク質(肉、魚、卵）を置き換えられれば、低い脂質のお料理レシピへと早変わりします。脂質の差は、ジュニアアスリートの取り組む競技にもよりますが、体重制限のある試合前、ケガを防止したい時の体重コントロール時にも役立つはずです。また、そのご家族にも脂質や過度なエネルギー量の食事を避けたいという選択肢を提供する事が出来ます。

植物性タンパク質と聞くと、ジュニアアスリートの親御さんから「お肉、お魚の方が力がつかない？」と質問が聞こえてきそうです。ただ、大豆が材料ですので、肉、魚、卵など動物性タンパク同様、食物から摂るしかない必須アミノ酸もすべて揃った「完全タンパク質」です。ジュニアアスリートのカラダ、筋肉を作る材料になってくれます。最近では、内臓への負担が少ないなどの理由から、疲労回復が早いと感じるトップアスリート選手が植物性食を取り入れている事例もあります。ジュニアアスリートの時から、植物性食材が体に及ぼす影響を感じておくことは長い競技人生で有益な事だと思います。ごはんを食べる事はスポーツジュニアにとってトレーニングと一対と言えます。そうである以上、ジュニアアスリートにも食事に対する意識向上と食事の選択肢の幅（動物性、植物性等）、そこから感じる体調変化をジュニアアスリート期の敏感な感覚でとらえておくという経験がその後の競技人生の財産になるはずです。

 

 

 

長い人生を通して使える食材

「ジュニアアスリートと食事」という事で、女子フィギュアスケーター浅田真央さんの栄養サポートを担当し、2017年7月よりオリックス・バファローズ専属の管理栄養士として活動している

（それまでにも、国内プロ自転車ロードレースチーム、バレーボールVプレミアリーグ所属チーム、ラグビートップリーグ所属チームを栄養からサポートしてきた）河南こころさんに

ジュニアアスリートの食事とテンペの利用メリットついて語ってもらいました。最後の方では「食事で大切なこと」のポイントとして、”いろいろな種類の食べ物に慣れ親しんでおくこと”　とおっしゃてます。

ジュニアアスリート時から様々な食事になれ、どこに行っても、いろいろなものが食べられて、栄養バランスを取っていけることは大切ですね。　⇒　こちら

 

身近ではない・・・

ただ、残念ながら、これだけ素晴らしい食材であっても、身近な食材ではありません。

取扱店舗数が少なく、高価格がその原因と思われます。それらの原因を取り除くために、私たちOneFaceでは「手作り」することで、身近にしてもらおうと取り組んでいます。ジュニアアスリートの子供たちが作れるほど簡単な内容です。

皆さんにミニ工場になって頂くのですが、スターターセットをご利用いただければ、直ぐにミニ工場に変身して頂けます。

ジュニアアスリートの子ども達の食育、食事への興味向上だけでなく、ジュニアアスリートとして頑張るお子さんが、大人になって巣立った後も元気に過ごせるような食事ができる様に、「植物性タンパク質の食材が自分で作れて、料理した経験」を持って巣立って行ってもらうというのは良いアイデアだと思いませんか。