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納豆の歴史|源義家がはじまり?納豆の発祥から現在まで

藁入り納豆納豆の歴史・発祥のきっかけは?

この記事を読むための時間:5分

健康や美容に良い発酵食品として、度々注目を浴びる「糸引き納豆」。現在はスーパーをはじめコンビニやドラッグストアでも手軽に買えますが、いつ、どこで生まれた食べ物なのか気になったことはありませんか?納豆の発祥には、源義家が関係しているとも言われています。そこでこの記事では、意外と知らない納豆の歴史や発祥について紹介。納豆の豆知識が知りたい方はぜひ読んでみてくださいね!

源義家がはじまり?納豆発祥の諸説

納豆の原料である大豆は、縄文時代の終わりに日本に伝わったと言われています。しかし、納豆がその頃からすでに作られていたのかどうかはわかっていません。実は納豆の発祥には様々な説があり、どれが正しいのか未だ判明していないのです。ここでは納豆の発祥にまつわる5つの説を紹介します。

①弥生時代説

納豆はどの説においても、作ろうとして作られたものではなく、ワラに包んだ大豆が偶然発酵して生まれたと考えられています。弥生時代には住居の床にワラを敷いており、また家の中には炉が作られたため、おそらく菌の繁殖に適した温度・湿度になっていました。そのため、納豆が生まれる条件が揃っている弥生時代には既に誕生して食べられていたのではないかと言われているのです。この説が本当なら、納豆は今から2000年ほど前からある食べ物だということになります。

②聖徳太子説

聖徳太子が煮豆を馬のエサにしており、余ったものをワラに包んで置いていたところ、自然に発酵したという説もあります。それを食べてみると美味しかったため、人々に伝え広く知られるようになったというものです。この説が本当なら、今から約1400年前の飛鳥時代に生まれたことになります。

③源義家説

茨城県水戸市や秋田県横手市など、いくつかの地で言い伝えられているのが源義家に関わる納豆発祥の伝説。1083年の「後三年の役」の際、源義家の軍勢が兵糧として煮豆をワラに包み、馬の鞍にくくりつけていたところ、馬の体温で発酵して偶然納豆ができていたというものです。水戸市渡里町に泊まった際のことであると言われていたり、はたまた「後三年の合戦」終結の舞台となった横手市でのことだと言われていたりと、言い伝えの舞台は様々。横手市金沢公園には「納豆発祥の地」の碑が設置されています。この説が本当なら、納豆が生まれたのは約900年も前ということになります。

④戦時中の農民説

源義家説を同じく1083年の「後三年の役」の時代の発祥説で、源義家ではなく農民がきっかけだったという言い伝えもあります。長期戦になり兵の食料が不足したため食料を提供するように命じられた農民たちが、煮豆をワラに包んで献上し、それが自然に発酵して納豆になったというものです。

⑤京都発祥説

「納豆は関西地方ではあまり食べられていない」と耳にすることもありますが、実は京都市右京区京北が納豆発祥の地であるという説も存在します。この地にある桜の名所「常照皇寺」は納豆発祥の地として知られており、所蔵されていた絵巻の中から納豆を振る舞う住職が描かれているのが発見されました。南北朝時代、この寺で過ごしていた光厳上皇(1313-1364)に村人がワラに包んだ煮豆を献上し、少しずつ食べていると煮豆が発酵して納豆になったと言われているのです。

納豆発展の歴史

納豆の発祥についてははっきりわかっていませんが、室町時代以降における「納豆を食べる文化」の発展については判明している点も多くあります。納豆が現在までにどのように広まってきたのか見てみましょう。

室町時代には納豆=糸引き納豆として広まる

1336年に始まった室町時代には、納豆は広く知られており日常的に食べる人もいたようです。1500年代の御伽草子『精進魚類物語』で「納豆」という言葉が糸引き納豆を指しているため、遅くてもこの頃には「納豆」=糸引き納豆であったこともわかっています。ただし室町時代には、まだ庶民には浸透していなかったとも言われています。

江戸時代には納豆が朝食の定番に

江戸時代には納豆が商品として販売されており、庶民も食べるようになりました。毎朝のように江戸や京都の街を「納豆売り」が売り歩く姿が見られ、納豆売りの「ナット、ナット、ナットー」という声が聞こえてきたのだとか。19世紀以前は「納豆汁」として食べるのが主流だったようで、納豆売りは納豆汁がすぐに作れるように納豆を叩いて平たくし、細かく切った野菜や豆腐と一緒に売っていたこともあったと言われています。納豆汁は現在でも山形県や秋田県の郷土料理として親しまれています。

冷蔵・輸送技術の発展に伴って全国へ

大正時代に入る頃までの納豆は豆をワラで包む方法で作られていたため、発酵は不安定で不衛生でもありました。しかし、大正初期に納豆菌を研究していた農学者の半澤洵が、安全で衛生的な「半澤式納豆製造法」を確立したことにより、工場生産が始まります。その後、1960年代からの冷蔵・輸送技術の発展に伴い全国へ広く流通されるようになったのです。

地域別の納豆の歴史

最後に、日本の中でも特に納豆と関わりの深い地域として知られる「茨城県水戸市」「福島県福島市」「熊本県」の納豆の歴史を紹介します。

茨城県水戸市

納豆の名産地として有名な茨城県水戸市。水戸市では、1083年に源義家が水戸市渡里町の一盛長者の屋敷に宿泊した際、馬の鞍にくくりつけていた煮豆が発酵して納豆が生まれたという言い伝えがあり、納豆発祥の地であるとも言われています。納豆が広まってしばらくは農家たちが自家製の納豆を作っていましたが、明治22年に水戸納豆の元祖と言われる「天狗納豆」が誕生し、販売を開始。この天狗納豆が全国に広まったことで、水戸は納豆の産地として有名になったと言われています。水戸は納豆の原料である大豆作りに適しており、古くから「小粒大豆」の名産地であることも、納豆の産地として発展した理由のひとつです。

福島県福島市

納豆購入額ランキングで2019年・2020年に2年連続で日本一を獲得した福島県福島市。日本で最も納豆を食べている福島市ですが、実は納豆に関する歴史は特にありません。「納豆を食べよう」というキャンペーンも行われていないため、市役所職員ですらなぜ福島市が日本一なのかわからないのだそうです。福島市民によると、学校給食に納豆が頻繁に出るそう。そのため小さい頃から納豆を食べる習慣が出来ており、納豆の味やニオイが苦手な人が少ないのではないかと言われています。

熊本県

納豆の消費量は西に行くほど少ないと言われているなか、なぜか古くから納豆が普及している熊本県。実は熊本県にも納豆発祥説があり、1592年の「文禄の役」にて、秀吉の命で満州へ向かう加藤清正とその一行が煮豆入りの俵を馬の背にのせていると、馬の体温で発酵して納豆になっていたというのです。この時納豆を食べた加藤清正が「香ばしい、香ばしい」と感動したため、香ばしい豆、コルマメとして熊本で広まったのだとか。熊本の一部では、今でも納豆のことを「コルマメ」や「コノマメ」と呼んでいるそうですよ。

歴史ある発酵食品「納豆」を食べよう!

納豆の歴史を紹介しました。残念ながら納豆の詳細な発祥は不明ですが、各地に々な説があるのが面白いと思いませんか?また、特に古い歴史がある訳ではない福島県福島市で納豆がたくさん食べられているというのもちょっと不思議で面白いです。古くから親しまれながら研究・開発され発展を遂げてきた発酵食品「納豆」を食べて、長い歴史を感じてみましょう!

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