【栄養アップ】納豆と相性の良い組み合わせ9選!悪い組み合わせも
納豆と相性の良い組み合わせの食材とは?
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納豆を食べる時、いつもそのまま食べていませんか?納豆は相性が良い食材を組み合わせるとより美味しくなり、しかも摂取できる栄養価や栄養バランスもアップするんです!そこでこの記事では、納豆と組み合わせると相性の良い食べ物を9つご紹介します。反対に相性の悪い組み合わせも紹介するので、健康のために納豆を積極的に食べたい方はぜひ参考にしてくださいね。
目次
納豆に含まれる栄養素
健康に良いと言われる納豆。納豆の原料である大豆は「畑の肉」と呼ばれており、タンパク質や脂質、イソフラボンなどの栄養素が豊富です。免疫細胞の70%があると言われている腸の調子を整える食物繊維も豊富に含まれています。また納豆が発酵する過程で、血栓の予防効果があると言われている「ナットウキナーゼ」をはじめとする酵素類が生成されます。さらに、納豆菌等の微生物がビタミンK2、ビタミンB1、ビタミンEなどを作り出すため、納豆は健康だけでなく美容にも良いと言われているんです。
栄養アップ&美味しい!納豆と相性の良い組み合わせ7選
そのままでも栄養たっぷりな納豆ですが、どんな食材と組み合わせると栄養をよりしっかり摂れて、しかも美味しく食べられるのでしょうか。おすすめの組み合わせを紹介します。
納豆とキムチ
納豆にシャキッとした食感と辛さをプラスするキムチは、味の相性が良い食べ物です。キムチに含まれるカプサイシンは身体の代謝を上げ、血行促進や脂肪燃焼につながります。またキムチは植物性乳酸菌による発酵食品なので、腸内環境を整える効果も期待できるでしょう。さらにビタミンB類やビタミンC2が豊富なので、納豆だけで食べるよりも美肌効果がアップします。ダイエット中やお腹の調子が気になるときは、ぜひ納豆とキムチの組み合わせを試してみてください。
納豆とネギ
納豆ごはんに刻みネギをかけたことがある、という方も多いのではないでしょうか?実は、納豆に刻みネギを加えると、ネギ特有の香りの主成分である「硫化アリル」が納豆のビタミンB2、B1の吸収を高めてくれます。ビタミンB2、B1はエネルギー代謝に関係する栄養素で、疲労回復効果などが期待できるので、肌荒れや口内炎、疲れやすさに悩んでいる人におすすめです。
納豆とチーズ
納豆とチーズは同じ発酵食品で味の相性が良く、また納豆の粘り気をマイルドにして食べやすくしてくれるので、納豆が苦手な方にもおすすめの組み合わせです。チーズも「白い肉」と呼ばれるほどタンパク質が豊富なほか、カルシウム、鉄分、ナトリウムなどのミネラルがバランス良く含まれています。さらにチーズには、目などの粘膜を健康に保つはたらきがあるビタミンAが豊富に含まれているので、粘膜の免疫力をアップしてくれると言われています。腸内環境を整える納豆菌や食物繊維の効果と合わせることで、身体の免疫力を高めてくれるはずです。
納豆と山芋
納豆と山芋のネバネバコンビは、食欲がないときでもサラッと食べられる組み合わせです。山芋には消化酵素であるジアスターゼやアミラーゼ、カタラーゼが豊富に含まれているので、食べ物の消化・吸収を助けてくれると言われています。納豆も酵素や食物繊維が豊富なので、胃腸の調子が悪い時に良い食べ物ですが、どちらかというと腹持ちが良く消化が早いものではありません。そのため、胃が弱っている時は山芋を組み合わせる方がおすすめ。夏バテで食欲が出ない時期やスタミナがない時には、ぜひこの組み合わせを試してみてください。
納豆とアボカド
納豆は栄養が豊富ですが、ビタミンCが含まれていません。そこで、ビタミンCが豊富な食べ物との組み合わせを試してみましょう。アボカドはビタミンCが含まれているうえ、不飽和脂肪酸、カリウム、葉酸などの栄養が豊富で、健康や美肌に良い食材です。特に抗酸化作用があると言われるビタミンEが豊富で、納豆の美肌成分である大豆イソフラボンなどと組み合わせることでより美肌を目指せるでしょう。少し粘り気のあるアボカドは納豆と味の相性も良く、火を通さなくても食べられるので調理も簡単です。
納豆とブロッコリー
ブロッコリーも、納豆に含まれないビタミンCを豊富に含む食べ物です。また、ビタミンE、葉酸、カリウム、食物繊維などの栄養素も豊富に含まれているうえ、低カロリー・高タンパク。免疫力アップや美肌にも良いですが、ダイエットにおすすめします。納豆と一緒に食べることで味がついて食べやすくなり、ドレッシングのかけすぎを抑えられるのも嬉しいポイントです。
納豆とモロヘイヤ
栄養価が高いことで知られるモロヘイヤも、納豆に含まれないビタミンCを補える野菜です。カルシウムをはじめ、βカロテン、カリウム、鉄分などのビタミン・ミネラル類が豊富なので、健康や美容を意識している方にぴったりです。山芋と同じくネバネバしていて食べやすいので、食欲がない時にスタミナをつけるために食べるのもおすすめです。
目からウロコ!意外と美味しい組み合わせ2選
続いては、納豆と組み合わせると意外と美味しい驚きの組み合わせを紹介します。読んでみて気になった方は、ぜひ試してみてくださいね!
納豆と油
イメージが湧かない方も多いかと思いますが、実は納豆と油は相性の良い組み合わせです。例えば納豆にオリーブオイルを合わせるとイタリアンのような洋食風に、ごま油で中華風になります。どちらも食欲をそそる香りが納豆の匂いを抑えてくれるので、納豆が苦手な方でも食べやすくなるのも嬉しいポイント。また、油は腸内で便を柔らかくするため、便秘予防の効果が期待できます。ただし、油の摂りすぎは健康に良くありませんので、適量を意識してくださいね。
納豆とスイーツ
納豆はスイーツとも組み合わせても意外と美味しいんです。あんこと合わせてトーストにしたり、プリンと合わせたり、ケーキにしたりしても美味しく食べられます。普通に甘いものを食べるよりも栄養がプラスされるので健康的ですよね。甘党で栄養バランスの偏りに悩んでいる方におすすめです。しかも、砂糖が納豆菌のエサになるため、ナットウキナーゼが増えるとも言われています。(参照:お砂糖豆知識[2006年8月]|農畜産業振興機構)
納豆と相性が悪い組み合わせは?
ここまでは納豆と相性の「良い」組み合わせを紹介しましたが、ここからは納豆と組み合わせると相性の「悪い」食べ物を紹介します。
納豆と卵
納豆と卵は、味の相性は非常に良い組み合わせです。しかし、実は納豆と「生の卵白」を組み合わせると、納豆に含まれている美肌成分の「ビオチン」と卵白に含まれる「アビジン」が結合し、ビオチンの吸収が抑制されてしまいます。そのため、美肌を意識して納豆を食べているという方は、生の卵白を組み合わせるのは避けることをおすすめします。しかし、「ビオチンを取れなくても良い」という方は気にする必要がなく、また加熱することでアビジンとビオチンの結合を防ぐこともできます。
納豆とアツアツご飯
納豆と相性抜群の「アツアツのご飯」ですが、納豆と組み合わせることで、納豆に含まれる酵素タンパク質の一種である「ナットウキナーゼ」の働きを抑えてしまいます。ナットウキナーゼには血栓を溶解する効果があると言われていますが、50℃以上の温度で効果が弱くなるのです。炊きたてのご飯の温度は65〜80℃ですので、ナットウキナーゼを摂取したい方は少し冷ましてから納豆と混ぜましょう!
相性の良い組み合わせで納豆を楽しもう!
納豆と相性の良い組み合わせ、悪い組み合わせの食べ物をそれぞれ紹介しました。納豆はキムチからスイーツまで、幅広い食べ物と相性ばっちり。気になる組み合わせがあった方は、ぜひ試してみてくださいね!
関連情報
大豆発酵食品テンペ専門店 | OneFace
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