豆腐の賞味期限切れはいつまで食べられる?チェックポイントも紹介
賞味期限切れ豆腐はいつまでなら食べても安全なのか?
この記事を読むための時間:3分
豆腐は賞味期限が短い食品のため「いつの間にか賞味期限が過ぎてしまった」「捨てるのはもったいないから食べたいが、食中毒には気をつけたい」という問題がおきやすいようです。そこで、賞味期限が過ぎても食べてよいのか、期限切れ豆腐をできるだけ安全に食べるためのチェックポイントなどを解説します。
賞味期限と消費期限は異なるもの
賞味期限と消費期限の違いをなんとなく知っていても、ハッキリと答えられる人は多くないようです。まずは、それぞれの違いを見てみましょう。
【賞味期限】
賞味期限は、開封せずに冷蔵の状態で保存した場合に、美味しく食べられる期限です。賞味期限が過ぎると食品の味は落ちますが、傷んで悪くなっていないようであれば、食べることが可能です。
【消費期限】
消費期限は、開封せずに冷蔵の状態で保存した場合に、安全に食べられる期限です。期限が過ぎると食品が傷みだすので、期限内に食べることが推奨されています。ただし、賞味期限・消費期限ともに短めに設定されているため、期限を過ぎたとしても食品の状態を確認したうえで食べられます。
「水入り豆腐」の賞味期限は短い
パックの中に水と豆腐が入っている「水入り豆腐」は賞味期限が短くなってしまいます。水入り豆腐はパックごと、60~80℃で30分程かけて殺菌されているので、長持ちしそうな気がします。
しかし、パックに入れたままの状態で保存していると「灰汁」が溜まっていき、豆腐が傷んでいくのです。賞味期限は6~10日くらいになっています。期限の短いものであれば、3~5日ぐらいに設定されています。
「充填式豆腐」が長持ちする理由
「充填式豆腐(じゅうてんしきとうふ)」は容器に隙間なくぴったりと詰まった豆腐で、空気に触れずに密閉殺菌されており、賞味期限が長いという特徴があります。
スーパーや量販店などで3個パックで売られている、ミニサイズの豆腐が充填式豆腐です。賞味期限は長く2ヶ月ほどあるので、まとめ買いや、一人暮らしで頻繁に豆腐を食べない人に好まれて購入されています。食感は絹ごし豆腐のように柔らかく、水にさらさないので、大豆の風味が残りやすいといわれています。
いつまでなら食べても良い?
賞味期限は多少長く設定されていますが、いつまでなら食べてよいのでしょうか。期限が過ぎても保存状態や豆腐の種類によって、食べられる期限が異なります。また、期限が過ぎた豆腐は、臭いや見た目の変化にも気をつける必要があるようです。
賞味期限が1~3日過ぎた豆腐
「水入り豆腐」「充填式豆腐」ともに、賞味期限が1~3日過ぎたくらいであれば食べられます。臭いや味にそれほど変化はないはずです。ただし、未開封で冷蔵保存がされているという条件がつきます。開封済みや、冷蔵庫内で保存されていなかった場合は、食べない方が安全です。
賞味期限が1週間以上過ぎた豆腐
「水入り豆腐」の賞味期限が1週間以上過ぎた場合は、破棄してください。未開封で見た目が変わらないようであっても、パック内で雑菌が増殖し、かなり傷んでいます。たとえ加熱しても、健康被害を起こす可能性が十分にあります。一方「充填式豆腐」は、人の手や空気に触れずに密閉殺菌されているため、1週間を過ぎたとしても食べることは可能です。
ただしその場合も、臭いや味の変化に気をつけて、加熱して食べるのをおすすめします。賞味期限が1ヶ月以上過ぎた場合は、充填式豆腐であっても破棄してください。
賞味期限切れ豆腐のチェックポイント
使用するのを忘れていて、いつの間にか賞味期限が過ぎてしまうこともあるでしょう。賞味期限を過ぎてしまった豆腐は次のチェックポイントを確認し、当てはまる場合は絶対に食べないでください。
- 異臭がする
- 黄色く変色している
- 表面に粘り気やぬめりがある
- カビが生えている
- パックが購入時よりも膨張している
上記のチェックポイントで問題がなかったとしても、実際に食べてみて酸味やいつもと異なる味がするのであれば、食べ進めずに破棄してください。念のために、口内をすすぐことをおすすめします。
賞味期限切れ豆腐を安全に美味しく食べる方法
1日でも賞味期限の過ぎた豆腐は、加熱してから食べてください。見た目や味に変化がなかったとしても、安全のために加熱の必要があります。特に小さなお子さんや高齢者は、食あたりになるリスクが高いので、生で食べるのはおすすめしません。
賞味期限を過ぎると、味も落ちているので、調理でひと工夫した方が豆腐を美味しく食べられます。
豆腐は賞味期限内に食べることを心がけよう
賞味期限を過ぎてしまった豆腐を食べるときの、チェックポイントを解説しました。期限切れ豆腐がチェック項目に当てはまらないかを確認し、味の変化にも気をつけ、加熱したうえで食べるようにしてください。
豆腐はとても痛みやすい食品ですので、賞味期限内に食べるのが大前提になります。また、豆腐を少しでも長もちさせたいのであれば、豆腐を密閉した容器に移しかえて、毎日水を入れかえてください。アクが溜まるのを防げるので、豆腐が長もちします。
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